みなさんこんにちはジョーカーの中村です。
三年生の自習生の見送りが終えて
8問目を解答していきたいと思います。
それでは、
柱の断面が、下図のような絞りのある形状である場合、大梁上端筋の定尺長さは、②の柱面からとる。
ふりがな
はしらのだんめんが、かずのようなしぼりのあるけいじょうであるばあい、おおばりうわたんきんのていじゃくながさは、②のはしらめんからとる。

柱の断面(縦切り)が下の図のような絞り(小さくなる)のある形状(物の形)ですある場合、大梁上端筋(大梁=G梁の鉄筋上筋端部筋)の定尺(のみこみ=規定の中に入っている)の長さは、②の柱面からとる。
①から定尺長を取るか、又は
②から定尺長を取るかの問題だね。
正解は①の定尺長から取ります。したがって②は×になります。
なぜこのような問題が出るかというと、高層ビルの柱は下の階はとても太くて丈夫に出来ています。
上に行けば行く程、柱の大きさも小さく鉄筋の太さや本数も減ります。
鉄筋コンクリートのほとんどの構造は柱、床=スラブ、梁が繋がっていてお互いに支えあっています。
柱は上の階を支えるため、梁は横揺れや床を支えるため、床は建物の中の物や人を支えたり、構造物の捻れを防ぎます。みんな構造物に重要な役割があります。
今日はこの辺でよい週末を