みなさんこんにちはジョーカーの中村です。
今日こそは問題集をやります。
前回の仕様書みたいな図面を見た事がある人はわかると思いますが、JASS5(組み方、品質、材料、構法)は鉄筋施工に必要なルールが書いてあります。このルールを元に鉄筋材料の拾い出しをしているので、先に見た方がプロの鉄筋屋さんの近道です。
私は18歳の時に新宿駅近くの紀伊國屋書店で買いました。昔は5,000円近くしたような、初めて読むというか見た時は頭の中がグルグル回る堅苦しい本でした。
現代はとても便利だと思います。
オンラインショップでいろんな参考書があるので値段も安くてわかりやすい自分にあった本を見つけることが出来ると思います。
毎週私は趣味の集まりがあって、なんと!小学生の子供さんが建築二級施工管理技士の参考書を読んでノートに書き写していたのは驚きでした。親からしつけじゃなく自ら自習している姿を見ると、心が打たされる思いになりました。
将来の建築業も安心です。
おっといけない
まず図を見てください

加工後の全長(ℓ)と書いてあります。
未定の長さをLで表しますが、
最初にLmとかLcmとか定義しておきます。
L=10mmなど
Lは縦よりも1番長い場所(長さ)Lと考えましょう
ちなみにD=奥行です。鉄筋の場所は長細い棒状の形なので太さと考えましょう
問題の
(ℓ)の許容差は、特記のない場合、±50mmとなっている
許容差とは限界値の差、最大寸法と最小寸法でこの問題の場合、最大寸法+50㎜の最小寸法−50㎜になります。
特記のない場合の意味は、普通や標準と考えるのがいいのかな、特に記入されていない場合みたいな。
そんな訳で、
問題の
日本建築学会 建築工事標準仕様書(JASS5)によれば、下図に示す鉄筋の加工後の全長
(ℓ)の許容差は、特記のない場合、±50mmとなっている
JASS5によれば 下記の図の両アンカーは長さの許容差は標準の場合±50㎜とする。
この場合の正解は×になります。
鉄筋の許容差は鉄筋のD=太さにもよりますが、50㎜はやり過ぎと言うか、加工形状作り直しです。
今の時代は数ミリ単位で鉄筋が加工がされて来ます。
JASS5の標準仕様書に書いてあります。
主筋(両アンカー)の許容差はD25以下は±15㎜、D29〜D41±20㎜、スターラップ(バンド)±5㎜
加工後の全長(L)は±20㎜となります。
したがって加工後の全長、主筋でも違う用途でも許容差は±20㎜と覚えてください。
話がが長くてすみません、現場では実際翻訳ソフトを使って説明しています。
何かわかりやすい画像がありましたら拝借しようと思います。

月曜日から始めて金曜日になっていました。
それではみなさん良い週末を